かかる経費と対応力の問題

税金やスプレッドは高め
海外口座を使ったFX投資では、国内口座を使って行う場合と比べて課税方法に違いが生じるのです。
例えば、課税区分でいえば国内の場合だと申告分離課税となるところ、海外FXでは総合課税となります。
また税率も国内FXの場合は一律となっているものの、海外の場合には累進課税です。
つまり、収入が多くなれば多くなるほど、海外FXでは税率が高くなります。
加えてスプレッドも高めに設定されているのです。
NDD方式によって、海外FXの場合にはFX業者を仲介させません。
業者の利益はスプレッドのみとなります。
そのためにスプレッドが高めに設定されているのです。
さらに口座からの出金にも国内口座と比べて時間がかかるというデメリットがあります。
出金に対して業者ごとにルールを設定している場合があるのです。
日本語対応できない場合も
海外口座の場合、日本語に対応していないという業者は多くあります。
もちろん日本からの顧客が存在していることは理解していても、だからと言ってそこまでサービスしていないというのが多くのパターン。
もちろん、大手業者の中には日本語対応しているところもあります。
ですが、全てではありません。
自分が希望とする業者が日本語対応しているのか、事前に把握しておく必要があります。
また日本語対応だけでなく、トラブル時の対応も徹底されていないという場合も。
例えば避けたいところですが口座差し押さえといったトラブルが発生した場合、問い合わせ自体できないということも過去に生じています。
海外口座の場合には金融庁も手出しできません。
泣き寝入りとならないためにも信頼性はしっかりチェックしましょう。